【スポンサーリンク】

もう一度考えるとき。高橋まつりさん逝去から2年経った今

【スポンサーリンク】

おはようございます。なのです!

クリスマスですね!

昨日今日とウキウキと浮き足立つ日ですよね!

普通に仕事の方もいれば、大切な人と過ごす人もいるでしょう。

ですが、電通に勤務していた高橋まつりさんが死を選んだ悲しい日でもあります。

もう2年なんですね…。

どんな事件でも時間が経てば風化してしまうのが、悲しいですね。

私も含めですが。

本日付けで高橋まつりさんのお母さんが手記を発表されました。

私が見たのは朝日新聞デジタルだったので、下にURL貼っておきますのでぜひ読んでみてください。

https://www.asahi.com/articles/ASKDS5CJ3KDSULFA005.html

うーん。ご家族の手記を読んでいるだけで辛くなりますね…(;_:)

正直なところ、私は仕事というものは生計を立てていくこと、人とのつながりを持つこととして重要だとは思っています。

ので、ニュースを軽く聞いたときはなんで辞めるという選択が出来なかったんだろうか…と思いました。

でも、次から次に出てくる事実を見て「ああ、逃げるという選択肢すら摘まれてしまっていたんだな」と思いました。

それってよっぽどだと思うし、真面目で頑張り屋さんの方が陥ってしまうんですよね。

私はどちらでもないので、すぐに逃げを打てるから何の心配もないんですが(笑)

つい先日はあちゅうさんの告発もありましたよね。そちらも記事を書いたのでよければ。

http://www.awakiran.site/article/455607568.html

こちらも電通での話でした。

あとこの小島慶子さんのコラムを昨日読んで、本当にその通りだと思ったんです。

こちらも貼っておくので読んでみてください。私のは別にいいです(笑)

https://www.buzzfeed.com/jp/keikokojima/metoo-ga-kirai-na-anata?utm_term=.rbRJXvvWy#.nsmbBdd0l

人が死を選ぶときって、辛いことは一つじゃないと思うんです。

色んな事が重なって辛くて、逃げ場がないと追い詰められてしまうからだと思うんです。

今回の高橋まつりさんも過酷な労働、だけなら辞めるという選択も出来たかもしれません。

でもそこにセクハラ・パワハラというものが乗っかって肉体的にも精神的にも追い詰められてしまったんだろうと思います。

不条理な話ではありますが、この高橋まつりさんの件で“働き方改革”というものが大きく叫ばれるようになった気がします。

「ついに…」と思った方も多いかもしれませんね。

でもそれより以前から色んな問題がメディアでも報告されていたと思います。

どうして人が亡くなるまで事の重大さに気付けないのか…

それは今までの経緯があるからでしょうね。

まつりさんのお母さんの手記にもありましたが、「自分たちは厳しい上下関係や深夜勤務を乗り越えて成長してきた」という成功体験が変わることを待ったをかけているのかなと私も思いますね。

確かにすごいです。睡眠時間を削ってまで何かを成し遂げるということがすべてにおいて悪いというわけでもないとは思います。

が、限度があるしそれは強制されだしたらハラスメントです。

言葉で指示をしなくても、そういう嫌な空気を作って充満させることも十分ハラスメントです。

時間は過ぎるし、時代は流れます。

変わってはいけないものもあるし、変えるべきことも両方もちろん存在します。

でも明確なのは、今回の件については“変えるべきこと”だということですよね。

今回の件だって電通は50万円の罰金のみだったとのことです。

これはさすがに酷い金額だと思います。お金の問題ではないですが…

これぐらいの金額では絶対に変わらないでしょうね。

噂って風化しますから、今気を付けていてもまた元に戻ると思います。

働き方改革”で平日の残業の上限規制を1か月100時間未満にすると言ってるようですが、100時間って少なくないでしょう?

そこをわかっていない時点で冷めますよね…。

もちろん電通だけの問題ではなく、日本全国で起こっている重大な問題です。

悲しい話ですが話題になってる今が告発をするチャンスです。

#metooじゃなくても、なんでもいいと思います。

まずは勇気を以て人の目に触れさせ、他人に考えてもらうということが必要です。

身近な人に考えてもらえないと、政府や大きい組織には絶対届かないからです。

何とか老若男女関係なく、生き生きと仕事が出来る日本にしたいですよね。

なので、すぐに出来ることから頑張って始めて見ましょうね。

では今回はこの辺で~また次の記事で会いましょう♪

【スポンサーリンク】